茶道具 白井半七 模乾山富士茶碗 乾山 茶碗 共箱
八世 白井半七 模乾山富士茶碗
寸法 11.5×11.5×6.8㎝
富士山〈石川丈山〉
仙客来り遊ぶ 雲外の顚
神龍栖み老ゆ 洞中の淵
雪は紈素の如く 煙は柄の如し
白扇倒に懸かる 東海の天
時の意味
仙人が来て遊ぶといわれる神聖な富士山の
頂きは、雲を突き抜けて高くそびえている。
山頂にある洞窟の中の淵には、神龍が年久しく
栖んでいると伝えられている。
山頂あたりは純白の雪に覆われ、ちょうと
白絹(しらぎぬ)を張ったようで、立ち昇る
噴煙は、その扇の柄のように見える。
まるで東海の大空に白扇が逆さまにかかって
いるようだ。
白扇倒懸 (はくせんさかしまにかかる)
東海天 (とうかいのてん)
乾山省爾
「白い扇が東海の空に逆さまに掛かっているようだ」
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